ピレリタイヤ首脳、「タイヤへの非難」に反論
Pirelli Tyre (C)Pirelli Motorsport
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現在のF1が退屈だとされる理由の一つとして、常に挙げられるのがタイヤだ。
傷みの早いタイヤのせいで、F1レースはコース上でのバトルが制限されると共に、ピットストップで結果の行方が大きく左右されると指摘されているもの。
しかしこれについてF1タイヤを独占供給しているピレリタイヤでは、マリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングがフランスの専門紙『オート・エブド』で次のように異を唱えている。
「現在のF1を取り巻く問題点の、そのすべてがタイヤに責任があるかのような指摘は間違いだ。
チームは限界までそぎ落とされているピットストップ時間に直面し、その責任を他に求めようとしているんだろう。
レースをつまらなくしている問題は、タイヤぱかりでなくエンジンにもあるし、燃費にも、またエアロダイナミックスにもあるだろう。
私だって個人的にはもっとコース上でのエキサイティングなオーバーテイクシーンが見たいと思っているよ。
そのためにはF1全体で良いアイデアを出す必要があるんだ」
ピレリはこのほど2023年までF1の単独サプライヤーとしての継続契約を成立させている。
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