スペインGP(バルセロナ・サーキット)の将来も不明朗
Barcelona Circuit (C)Ferrari S.p.A
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多くのF1グランプリ開催地が将来の契約に不安を抱える中、スペインGPの開催地であるバルセロナ・サーキットもその例外でないことが明らかとなった。
同サーキットで支配人を務めるビセンク・アギレラ氏は、次のようにその状況を説明している。
「現在の契約は2019年までとなっているが、その後の開催についてはいまのところまったく見通しは立っていない。
準備もあるのでここ数か月のうちには交渉をまとめないといけないとは考えているが、リバティ・メディアとの話し合いは簡単なものにはならないだろうね。
もちろんわれわれは契約を更新したいと思っているけれど、成立までにはいろいろ難題がありそうだから」
一方、リバティ・メディア側も強い姿勢を崩さないでいて、すでにバルセロナに代わる開催地の検討に入っていると交渉を揺さぶっているという。
ここに来てイギリスGP(シルバーストーン)やイタリアGP(モンツァ)など、F1伝統の歴史あるグランプリも開催の危機が叫ばれている。
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