FIA(国際自動車連盟)、ハロー・システムの効果自讃
FIA Shield Cockpit (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)は、F1に導入されたハロー・システム(頭部保護装置)の効果について、あらためて有効であるところを強調した。
これは今年のベルギーGPで起きたシャルル・ルクレール(ザウバー)のアクシデントについて検証した結果を報告したもの。
それによればもしハローがなかった場合、事故で乗り上げたアロンソ(マクラーレン)のマシンのフロントノーズの一部がルクレールのバイザー部分に接触した可能性があり、結果的にハローが事故被害の防止に大きく寄与したと分析した。
そしてもし保護装置がハローでなく、対案として検討されているエアロスクリーンのようなものだった場合、防御効果は10分の一程度だったとも示した。
これによりFIAはハロー・システムの効果に自信をみせており、今後F2など他のカテゴリーでも採用を拡大していきたいとしている。
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