山本尚貴、来季フリー走行セッション参加の期待高まる
山本 尚貴 (C)Honda Racing
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今シーズン、ホンダは時代の日本人F1ドライバーを輩出すべく、F1登竜門とされるF2シリーズに牧野任祐、福住仁嶺らを参戦させたものの、牧野はランキング13位、福住も同17位と不振、ホンダが期待したF1に必要なスーパーライセンス獲得には遠く至らなかった。
その一方で、日本国内のスーパー・フォーミュラやスーパーGTに参戦した山本尚貴がいずれのシリーズでもチャンピオンを獲得、前年からの繰り越しと合わせてみごとスーパーライセンスの発給資格を獲得してみせた。
30歳という年令やすでに子供もいるなどの家庭環境から、当初はF1への関心が薄いとみられた山本尚貴だったが、先に行われたF1最終戦のアブダビGPには自費で渡航、トロ・ロッソ・ホンダのガレージから全セッションを見学する意欲をみせた。
こうしたことからホンダF1の山本雅史モータースポーツ担当部長は2019年のF1グランプリで、山本尚貴にフリー走行セッションを体験させたいと前向きな姿勢をみせている。
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