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2018/11/12

ブラジルGPはハミルトン優勝、メルセデスがチーム・タイトル獲得

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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11(日)14時10分(日本時間:翌2時10分)から今季F1第20戦ブラジルGPの決勝レースがサンパウロ郊外のインテルラゴス・サーキットを舞台に行われた。
スタート前の天候は晴れ、気温は25度、路面温度は40度と高め、路面はドライコンディションと報告されている。
ピレリは今回、ミディアム(ホワイト)、ソフト(イエロー)、そしてスーパーソフト(レッド)、3種類のタイヤを持ち込んでいる。

珍しくオープニングラップは通例の大きなアクシデントなくメルセデスAMG勢が1-2体制を築いて終了、せっかく自己最高の6番グリッドからスタートしたエリクソン(ザウバー)はしかし他車と接触して順位を落とし、その後さらにスピンアウトしてリタイヤ1号となった。
34周目、ルノーのヒュルケンバーグがガレージに戻りそのままマシンを降りた。
ヒュルケンバーグは2010年のウィリアムズ以来、フォース・インディアでもザウバーでもここブラジルでは連続入賞を記録していたが、これもついに潰える結果となった。
40周目、タイヤ戦略の違いもありフェルスタッペン(レッドブル)がメインストレートでハミルトン(メルセデス)をオーバーテイクして首位に立つ。
すでにドライバーズ・タイトルを決め、ここでコンストラクターズ・タイトルを確定させたいメルセデスAMG勢はあえて無理はしない様相だ。
44周目、オコン(フォース・インディア)と接触したフェルスタッペンが大きくタイムロス、首位を明け渡す羽目に。
なおこのアクシデントは審議対象とされ、オコンに10秒のストップ&ゴー・ペナルティが科せられた。

72周のレースを終え、最初にチェッカーフラッグを受けたのはブリスターの出たタイヤを労わって逃げ切ったルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)。
日本GP以来の優勝で今季10勝目、自身通算72勝目、タイトルを決めてからは初の1位表彰台となった。
なおこれでメルセデスAMGチームの今季コンストラクターズ・タイトル獲得も決まった。

2位は1.469秒差まで追い詰めたフェルスタッペン(レッドブル)。
オコンとの接触が悔やまれる『逸勝』となった。
3位はリカルドの猛攻を凌ぎきったライコネン(フェラーリ)、4位12番手スタートから追い上げたリカルド(レッドブル)、5位ボタス(メルセデス)、6位ベッテル(フェラーリ)、7位ルクレール(ザウバー)、8位グロージャン(ハース)、9位マグヌッセン(ハース)、10位ペレス(フォース・インディア)までが入賞。
以下、11位ハートリー(トロ・ロッソ)、12位サインツ(ルノー)、13位ガスリー(トロ・ロッソ)、14位バンドーン(マクラーレン)、15位オコン(フォース・インディア)、16位アロンソ(マクラーレン)、17位シロトキン(ウィリアムズ)、18位ストロール(ウィリアムズ)までが完走。
リタイヤはヒュルケンバーグ(ルノー)とエリクソン(ザウバー)の2台となった。

F1次戦は2週間後、いよいよ今季最終戦アブダビGP(11月25日決勝)となる。

ブラジルGP決勝レースの結果はこちら
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