FIA、技術変更で来季オーバーテイク増加を期待
Nikolas Tombazis (C)Ferrari S.p.A
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F1はレース中のオーバーテイク増加を狙ってDRS(ドラッグ・リダクション・システム)の導入などを施して来たが、前のマシンが引き起こす乱気流の影響などで困難な面があるのが事実だ。
これについてFIA(国際自動車連盟)で技術部門の責任者を務める元フェラーリのニコラス・トムバジス氏は、次のように改革できると規則変更することを明らかにした。
「高速で走るF1マシンの背後には著しい乱気流が生じている。
オーバーテイクで重要なのは前車と後続車との間が15mから20mくらいの距離の時。
来年のF1はその時の乱気流の発生とその影響を抑えるため、前後ウイング形状の単純化とブレーキダクトもシンプルなものとする。
これらの改善により、2019年はDRSがこれまでより効果的に効くようになる筈だ」と、自信をみせた。
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