トロ・ロッソ・ホンダ、セッティング変更認められなかった
Honda V6 Power Unit(C)Honda Racing
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ホームグランプリである日本GPにホンダは『スペック3』と呼ばれる新仕様のPU(パワーユニット)を持ち込んだが、実車走行の結果バイブレーションに共振の問題があるとして日曜日の決勝レースを前にセッティング変更をFIA(国際自動車連盟)に申し入れた。
これが許可されたことはFIAの公式リリースにも記載されているが、その後なぜか突然FIAはこれを覆して元のセッティングに戻すよう通知したという。
これによりトロ・ロッソ・ホンダのマシンはシフトアップのタイミングを早めなければならず、レースでは苦戦を強いられ、結果的に入賞を逃がす結果となった。
これについてホンダは「なぜ許可が覆されたのか、明確な説明がない」として苦慮している。
F1ではしばしば不明瞭な裁定が下されることがあるが、こうしたことがF1離れに繋がる怖れは否定できないようだ。
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