コンストラクターズ・タイトルに向け、メルセデス陣営引き締め
Mercedes AMG Team (C)Mercedes Motorsports
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メキシコGPの結果、みごとルイス・ハミルトンが2018年シーズンのドライバーズ・チャンピオンシップを制覇したメルセデスAMGだが、チームとして肝心なコンストラクターズ・タイトルのほうはまだ結着が付いていない。
それどころか、前戦アメリカGP終了時には66ポイントだったライバル・フェラーリ・チームとのポイント差はメキシコGPで55ポイントと、むしろ接近している始末。
こうした状況に、トト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターをはじめメルセデス陣営幹部は危機感を募らせている。
「ハミルトンのタイトル獲得は結論が出たものの、われわれの闘いはむしろ状況が悪化しているのが事実だ。
この一戦に限っていえば、われわれのパフォーマンスは最悪のペースだった。
ベッテルがここで優勝してもハミルトンは7位フィニッシュで良い状況だったとはいえ、タイヤを労わるために彼はペースを落とさざるを得なかった。
こんなのは決して王者の振るまいとは言えないだろう。
いまわれわれは喜んでばかりいられる場合じゃないんだ」と、鼓舞。
現行のエンジン規則になった2014年以来、コンストラクターズ・タイトル獲得を続けているメルセデスAMGチームだが、2戦を残して今年の勝負はまだ予断を許さない状況だ。
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