ガスリー(トロ・ロッソ)のトラブルは燃料系
Pierre Gasly (C)Scuderia Toro Rosso
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今日行われたフリー走行2回目セッションで、90分間のほとんどをガレージで過ごしたトロ・ロッソ・ホンダのピエール・ガスリーだったが、トラブルは今回投入した新しいPU(パワーユニット)ではなく燃料系の問題だったということだ。
これについてホンダF1の現場責任者である田辺豊治/テクニカルディレクターは次のように説明した。
「今日のセッションではロシアGPの金曜に投入した最新スペックのPU(パワーユニット)を再び投入した。
先週浮かび上がった課題を今日までの作業で修正して臨み、実際に走行を重ねる中で大きく改善できていることが確認できた。
しかし午後になってガスリーのマシンが燃料系トラブルにより走行時間を大きく失ったことは残念。
ただ、まだキャッチアップする余地はあると思っている」
またガスリーも、「午前中のセッションで走行した時のマシンの感触は良かったが、午後のセッションでトラブルに見舞われてしまい、FP2では予定していたほど走ることができなかった。
わずかな周回であまり得られたものはなかったが、ハートリーにとってはいいセッションとなったようなので、彼のデータをパフォーマンスの向上にうまく適応させ、明日の予選でいいグリッドを獲得できるようにしたいと思っている」と、前向き。
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