ロス・ブラウン氏、フェラーリ前会長の影響に言及
Ros Brawn (C)Ferrari S.p.A
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ファンの期待を裏切るフェラーリ・チームの失速だが、元同チームで数々の栄冠を獲得したロス・ブラウン氏(現F1モータースポーツ・ディレクター)は、前フェラーリ会長であるセルジオ・マルキオンネ氏死去による影響に言及した。
「いま考えるに、マルキオンネ会長の死去はフェラーリに大きなインパクトを残した。
しかしそれは残念ながらマイナスな意味でだ。
彼を失ったことで明らかにフェラーリはモチベーションと戦力のダウンに繋がったんだ。
F1で成功を収めるためには組織が一体となって機能することが不可欠。
しかしそこが今のフェラーリには欠けているということなんだ」
ブラウン氏は明言しなかったが、跳ね馬チームでは昔から派閥によるお家騒動が名物。
マルキオンネ会長の時代はそれがうまく治められていたと理解されている。
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