レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝:ルイス・ハミルトン、異なる 2 ストップ戦略でドライバーズタイトルを獲得 (ピレリ)
マックス・フェルスタッペン (C)Pirelli Motorsport
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2018 メキシコグランプリ決勝
・デグラデーションレートが高い中、フェラーリのキミ・ライコネン、1 ストップ戦略で表彰台を獲得:スーパーソフトで 54 周を走行
・火曜日、2019 年型タイヤ開発最終テストをザウバーとともに実施:その後、タチアナ・カルデロンによるデモ走行が行われる予定
2018年10月28日、メキシコシティ
高地の薄い空気の下でマシンのダウンフォースが低減され、スライドを誘発したことからもタイヤデグラデーションレートが高くなり、1ストップと2ストップが入り混じる展開となりました。終盤にファステストラップを記録したメルセデスのバルテリ・ボッタスは、3ストップ戦略で5位を獲得しました。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが2ストップ戦略でレースを制しました。これとは異なる2ストップ戦略で4位を獲得したメルセデスのルイス・ハミルトンは、キャリア5回目のドライバーズタイトルを獲得しました。
トップ10ドライバー中の5名が1ストップ戦略を採り、その内3名は、ハイバーソフトでスタート後、スーパーソフトで長いファイナルスティントを走行しました。キミ・ライコネンがオープニングスティントをウルトラソフトで走行し、54周の長いファイナルスティントをスーパーソフトで走行するなど、トップ10内で異なる6種類の戦略が展開されました。ピレリはメキシコに留まり、火曜日に行われる2019年型タイヤの最終開発テストに臨みます。ザウバーのマシンをアントニオ・ジョヴィナッツィがドライブします。その後、コロンビア人ドライバーのタチアナ・カルデロンが、デモ走行でFormula 1デビューする予定です。
ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント:「2 ストッパーが確実な勝利戦略と認識されながらも多くのドライバーが 1 ストップを選択するなど、タイヤマネジメントの観点でトリッキーなレースでした。各チームは、序盤からデグラデーションやグレイニングをケアするタイヤマネジメントに追われ、戦略に関して数多くのアプローチが見られました。結果的に、トップ 3 チームで 2 台のマシンに同一の戦略を採ったチームがありませんでした。このことからも、戦略の決断が難しかったことが窺えます。バーチャルセーフティーカーによって戦略的な複雑性が増し、各チームは、変化する状況への対応を余儀無くされました。ドライバーズチャンピオンに相応しい素晴らしいシーズンを闘ってきたルイス・ハミルトンとメルセデスを祝福します」
ピレリジャパン・プレスリリース
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