レッドブル勢、ペナルティ覚悟でエンジン旧バージョンに
Renault V6 Turbo Engine (C)Renault Sport
拡大します
ルノー製パワーユニットを搭載して戦うレッドブル・レーシングだが、今週行われるロシアGPではいずれもエンジン交換によるグリッド降格ペナルティを受ける見通しとなった。
これはルノー・スポールが新たに開発した『スペックC』仕様のエンジンの信頼性に不安があるということでパワーは劣るものの実績のある旧仕様の『スペックB』タイプに戻そうというもの。
『スペックC』は本家ルノー・チームも、またマクラーレン・チームでも使用していない。
これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、「グリッド降格ペナルティを受けることで苦戦を強いられるのは間違いないが、バグに苦しむよりは信頼性あるものに戻したほうがいい。
『スペックB』はデータも揃っているので着実にレースが戦えるだろう」と、語っている。
同チームは前戦シンガポールGPで2位と健闘したが、その一方でトラブル対策に追われていた。
| 固定リンク