メルセデス、ウェーレインを支配下選手から外す
Pascal Wehrlein (C)Mercedes Motorsports
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まだ来季シートが確定していないパスカル・ウェーレイン(23歳:ドイツ)について、メルセデス・モータースポーツは支配下選手からの解放を明言した。
元々メルセデスの育成ドライバーだったウェーレインは2015年のDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)チャンピオン。
その関係で2016年に当時のマノー・メルセデスからF1デビューするなどメルセデス・モータースポーツとの深い関係が報じられていたもの。
これについて同陣営のトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは次のようにその背景を語っている。
「われわれは若手ドライバーのために3台目のマシンを出走できるよう提案しているのだが、残念ながら目途は立っていない。
また他のようにジュニア・チーム的なものを用意するつもりはない。
だからもしわれわれの支援が彼のシート獲得の障害になるのであれば本意じゃない。
従ってわれわれは彼の将来のため、支配下選手から外すことを決めたんだ」
ウェーレインがメルセデスとの契約を解消したことで、トロロッソ・ホンダの2019年ドライバー候補に急浮上している。
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