ロシアGPはハミルトン(メルセデス)が「順当な」勝利
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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30日(日)14時10分(日本時間:20時10分)から今季F1第16戦ロシアGPの決勝レースがソチ・サーキットを舞台に行われた。
今回ピレリが持ち込んだタイヤは前戦と同じソフト、ウルトラソフト、ハイパーソフトの3種類。
スタート前の気温は24度、路面温度は26度で曇り、路面はドライコンディションと報告されているが、雲行きは少々怪しい様相。
オープニングラップでガスリー(トロ・ロッソ)が単独スピンしてイエローフラッグに、順位を最後尾まで落とす。
その後トロ・ロッソ勢は揃ってリタイヤ、これは次戦日本GPを見据えたものなのか。
最初のピットストップ後、いったんベッテルがハミルトンの前に出るものの、その後オーバーテイク。
この時の両者の攻防がスチュワードから審議対象とされたが、不問に。
25周目、ここまで首位のボタスが堂々とハミルトンを前に出した。
ちなみにこのチームはチームオーダーの存在を否定している。
同様にフォース・インディアでもオコンがペレスを前に出すシーンが見られた。
しかしその後こちらは再び互いの順位を戻している。
レースも終盤に差し掛かった頃、例によって遅刻の常習犯・プーチン大統領が今年も遅ればせながらサーキットにその姿を現した。
53周のレースを「順当に」制したのは、ハミルトン(メルセデス)。
第14戦イタリアGPからの3連勝で、今季8勝目、自身通算70回目の快挙となった。
またここ5年目のロシアで最多となる3勝目を記録、ライバルのベッテルとのポイント差をさらに10ポイント拡大させた。
2位もチームメイトのボタスでメルセデスAMGチームの1-2フィニッシュ。
ゴール後互いの健闘は讃えたものの、地味なシーンに留まった。
以下、3位ベッテル(フェラーリ)、4位ライコネン(フェラーリ)、5位フェルスタッペン(レッドブル)、6位リカルド(レッドブル)、7位ルクレール(ザウバー)、8位マグヌッセン(ハース)、9位オコン(フォース・インディア)、10位ペレス(フォース・インディア)までが入賞。
11位グロージャン(ハース)ね12位ヒュルケンバーグ(ルノー)、13位エリクソン(ザウバー)、14位アロンソ(マクラーレン)、15位ストロール(ウィリアムズ)。16位バンドーン(マクラーレン)、17位サインツ(ルノー)、18位シロトキン(ウィリアムズ)までが完走。
リタイヤは共にトロ・ロッソのガスリー&ハートリーだけ。
F1次戦は連続開催で1週間後、第17戦日本GP(10月7日決勝)となる。
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