ルノー、ロシアGPでもアップデート投入の構え
Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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例年この時期はすでに来季用マシンの開発がスタートしているのが通例だが、ルノー・チームでは今週行われるロシアGPにも新たなエアロダイナミックスを投入すべくファクトリーで懸命な作業が続けられていることを明らかにした。
これはこれまで確保してきたコンストラクターズ・ランキング4位の座が、このところ調子を上げたハースF1チームの猛烈な追い上げにさらされているからだ。
幸いシンガポールGPではW入賞を果たしてポイント差を開いたが、その裏にはイタリアGPでハースF1チームに肉薄されたという状況が背景にあったとされる。
同チームのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは、「ランキング4位をキープするのはわれわれにとって絶対に死守しなければならない課題」と、現在の厳しい状況に言及した。
ルノー・チームはグロージャンが6位入賞を果たしたイタリアGPについて、レギュレーション違反を指摘してハースF1のポイントを帳消しにするという政治的な「工作」の成果も行った。
なおこの件についてはFIA(国際自動車連盟)により目下審査中となっている。
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