ジャン・トッドFIA会長、F1の将来について力説
Jean Todt (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッドFIA会長が、巷でいろいろ議論のあるF1の将来について自身の見解を明らかにした。
これは世界的な環境問題の趨勢から、モーターレーシングの最高峰であるF1も電気自動車に移行するのでは、という指摘を受けてのもの。
これについて今年72歳になるこのフランス人は、「F1とフォーミュラEとはまったく違うカテゴリーのスポーツだ。
これは双方のパフォーマンスを比べてみれば明らかな話。
電気自動車にはF1のスペクタクルなスピードは決して出せない。
だからこっちは市街地コースでレースをやっているんだ。
もしもフォーミュラEのマシンをモンツァに運んでレースをやったとしたら、面白くも何ともないことだろう。
F1はすべての技術力の最高峰で、まさしくモーターレーシングの頂点なんだ」
言うまでもなくトッド氏はかつてフェラーリ・チームの監督として采配を振るった、F1を知り尽くした人物の一人だ。
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