レッドブル首脳、スーパーライセンス制度に不満
F1 Superlicense
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ダニエル・リカルドのルノー移籍により、来季のレースドライバー・ラインナップに大きな動きがあるとみられるレッドブル・グループだが、事実上決定の責任者であるヘルムート・マルコ博士(レーシング・アドバイザー)は現行のスーパーライセンス制度に不満をみせている。
それによれば新人発掘で定評のあるトロ・ロッソでは、来季候補としてまだ19歳のダン・ティクトゥム(イギリス)抜擢の可能性が囁かれ始めているが、まだF1参戦に必要なスーパーライセンスが獲得できていない。
現在のスーパーライセンス制度ではF2シリーズなど10数種類のシリーズにポイントが振り分けられているが、F1出走に必要な40ポイントが得られるのはF2とインディカーの2シリーズのみ。
ティクトゥムが参戦するヨーロッパF3ではチャンピオンになったとしても30ポイントしか得られずスーパーライセンスは獲得できないことになる。
マルコ博士は「」こんな制度でどうやって有望な若手を発掘できるというんだ」と、憤懣やるかたない。
ティクトゥムは先に行われたハンガロリンク合同テストでFIA(国際自動車連盟)から参加が認められなかった経緯がある。
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