今季で引退のアロンソ、「F1は変わってしまった」
Fernando Alonso (C)McLaren Group
拡大します
通算17年の長きに渡ったF1から今季限りで引退することを決めたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は、次のようにその理由を語った。
「現代のF1は、僕が憧れ、デビューした当時のものとは掛け離れてしまった。
今のF1にはほんとうの戦いなんてない。
なぜなら走る前から勢力図が予測でき、コースの上でのバトルなんかないからだ。
僕がやりたいのは、ドライバーの技量によるほんとうのレーシングバトル。
今のF1にはそれがないから引退を決めたんだ。
年令のことを言う人もいるけれど、僕は45歳(実際は37歳)という訳じゃない。
まだまだ十分にトップレベルで戦えるよ。
来年タイトル争いができるというなら留まっただろうけれどね。
でもそれは現実的なことじゃないんだ」
アロンソがチャンピオンを獲得した2005年当時、まだ24歳という若さだった。
また戦闘力が望めるなら将来のF1復帰の可能性も否定しなかった。
| 固定リンク
最近のコメント