フォース・インディア、さらに深刻さ増す財政難
Motorhome (C)Sahara Force India F1
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オーストリアGP決勝レースでは、6-7位のW入賞と、自動車メーカーのバックアップを持たないプライベートチームとしてはこんかいも特筆すべき成果を挙げたフォース・インディア・チームだったが、その舞台裏はさらに厳しい状況にあるようだ。
これはブラジルの『グローボ』が報じたもので、それによれば同チームの財政難はさらに深刻、7月中に目途が立たなければシーズン終了までの活動が継続できない怖れがあるという。
これを受けて同チームのボブ・ファーンリー/副代表は再度F1オーナーであるリバティ・メディアに対し、F1分配金の前払いを求めたと伝えられる。
しかしそのためには全チームの賛同が必要で、残念ながらいまのところ足並みは揃っていないという。
もしもフォース・インディアが消滅した場合、F1はわずか9チームということになるため、FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長も高い関心を持って事態の推移をみつめているとのことだ。
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