立場危うくなるグロージャン(ハース)
Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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今季ここまでチームメイトのマグヌッセンが完走9回、そのうち6回の入賞を果たしているのに対し、完走は6回、入賞わずか1回だけとなっているハースF1チームのロマン・グロージャンだが、今回のレースでもオープニングラップではマグヌッセンと接触、レース終盤にはさらにサインツ(ルノー)とアクシデントを起こし結局クラッシュ・リタイヤという結果に終わった。
チーム内ではいまのところ特に非難する声は聞かれないが、口うるさいパドック雀は早くもそのドライビング・スタイルに疑いを挟む動きが出て来ている。
ただこれについて同チームのギュンター・シュタイナー代表は次のようにグロージャンを擁護した。
「確かに彼の働きには不満を感じる部分があるし結果には満足していない。
正直フラストレーションが溜まっているのは事実だよ。
せっかくマシンの戦闘力が向上してきているのだから、彼はレースで盛り返しに力を使うのではなく、ポイントを獲得するように戦うべきなんだ。
無用なアクシデントがあるとしたらそれは賢明なことじゃない。
ただこれからもチームは全力で彼をサポートを続けるけどね」
ここまでチームが獲得した全ポイント51点のうち、39点はマグヌッセンが記録したものでグロージャンは12点に留まっている。
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