レッドブル代表、「トロ・ロッソをテストの道具にはしない」
Christian Horner (C)RedBull Racing
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来シーズン、本家レッドブル・レーシングもホンダ製パワーユニットを搭載することになり、早くもトロ・ロッソとの関係に憶測が高まっている。
同グループでレーシング・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は先に、ドイツの専門誌に「今シーズン、トロ・ロッソはペナルティを怖れることなくホンダの新しい機軸を投入すべき」と、語っている。
これは来季搭載するレッドブル・レーシングにとって有利になるとみられる方針だが、同チームのクリスチャン・ホーナー代表はそうした憶測を明確に否定した。
「ホンダがトロ・ロッソとの開発を通してコンマ1秒でも短縮できるなら当然それをすることだろう。
それはペナルティを受けるということとは完全に別のものだ。
もちろんわれわれは来季の自分自身のためにトロ・ロッソを利用しようなど、考えたこともない」
その上で、ホンダがカナダで投じた改良版スペックについて、「パワーも信頼性もまだ不十分」とプレッシャーを掛けた。
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