メルセデス首脳、「フォース・インディは引く手あまた」
Force India Motorhome (C)Force India F1
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財政難に苦しむフォース・インディア・チームが、ついにロンドンの裁判所による破産手続に入ったことが伝えられたが、当面はこれまで通り参戦が可能とみられている。
ただ事態の進展次第では、依然としてチーム消滅の危機がありF1関係者も高い関心を持って成り行きを見つめている。
これについてエンジン・サプライヤーとして深い関係を持つメルセデスのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは、「破綻したとしても買い手候補は多数いる」と楽観的な見通しをみせている。
フォース・インディアはプライベートチームだが、中団グループでは常に前方を走る有力コンテンダーで、メルセデス・エンジン陣営の中でも本家に次ぐ戦闘力をみせてきた。
ただ内情は複雑で同チーム内では依然として経営に携わりたいとするヴィジャイ・マルヤ氏がチーム売却に難色を示す一方、債権者の一員でもあるメルセデス・モータースポーツは、長期的なチーム運営の安定を求めて新オーナーの手に経営を委ねたい意向が強いようだ。
ただ早急に打開策が示されないと、来季のエントリーに支障が出るのは必至だ。
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