FIA、バックミラーの視認性について検討始める
Ferrari 『SF70H』 (C)Ferrari S.p.A
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FIA(国際自動車連盟)がF1マシンのバックミラーの視認性について、F1チームと共に検討を始めたことがわかった。
昔のマシンと異なり、現在のF1はドライバーが深くコクピットに潜った形のうえ、ハロー(頭部保護装置)の導入でさらにバックミラーの視認性が悪くなったとされる。
実際、コース上で起きた接触事故で多くの場合、相手の位置が良く確認できなかったことが指摘されている。
また予選セッションでもアタックラップに入ったマシンが後方から来るのが確認できなかったとするケースも多い。
こうしたこともあり、FIAはハローへのミラー取り付けを容認するなどしているが、これを採用したのはフェラーリなどまだ一部に留まってる。
今後エアロダイナミックス効果を生み出すことなく視認性を改善するという難題がうまく解決されるか注目だ。
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