ルノー首脳はF1のレース数増加案に反対
Cyril Abiteboul (C)Renault Sport F1
拡大します
ルノー・チームがかつてアロンソを擁してF1を戦っていた2003年当時、レースは年間16戦で行われていた。
しかし今シーズンは全21戦まで拡大、6月から7月に掛けてはなんと3週連続開催というハードスケジュールを強いられる始末。
それでもF1オーナーであるリバティ・メディアは来季さらにレース数を上積みさせる構えをみせている。
これについて同チームのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは「レース数の徒な増加は、F1の質を貶めるもの」とmotorsport.comで発言、反対の構えを隠していない。
F1はファンの熱心なサポートに支えられているが、それはF1が特別な存在であった上でのこと。
しかしレース数がどんどん増加していけば、それぞれの質は低下していくばかり。
われわれの情熱だって年間16戦で戦っていた当時とは正直いま異なってしまっているよ。
F1レースは特別なもので、日常当たり前のことになってしまってはいけないんだ」と、力説。
リバティ・メディアは別途15位までに入賞を拡大することもチーム側に打診しているが、これについてもモチベーションや価値の低下を理由に反対の声が多い。
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