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2018/07/09

フェラーリのセバスチャン・ベッテル、接戦のイギリスグランプリを制す:今回がピレリにとって350回目のグランプリとなる (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
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2018 イギリスグランプリ決勝
高温の高速シルバーストンで、2回のセーフティーカー導入が発生した中、1ストップと2ストップ戦略が展開された
ピレリの2019年型タイヤ開発テストが、火曜日と水曜日、3チームとともに行われる予定

2018年7月8日、シルバーストン
2回のセーフティーカー導入が発生したイギリスグランプリは、フェラーリとメルセデスによる僅差の戦略的闘いという構図に帰結しました。
1回目のセーフティーカー導入周回中、フェラーリとメルセデスは異なる戦略を採りました。フェラーリの両ドライバーは、この間に2回目のピットストップを行い、最も軟らかいコンパウンドのソフトタイヤへ交換しました。
一方、メルセデスの両ドライバーは、トラックポジションを維持する狙いからミディアムタイヤのままステイアウトする1ストップ戦略を採用しました。
カレンダー中屈指の高速かつ高負荷のサーキットで、路面温度が50℃を超える異例のコンディション下においても、全3種類のコンパウンドは性能と信頼性を示しました。
ピレリは、ハース、レッドブル、ウィリアムズの3チームとともにシルバーストンに留まり、2019年型タイヤ開発テストを2日間に渡って行う予定です。

ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント:「スリリングで予測不能な展開となったグランプリで、全3種類のコンパウンドが登場する多彩な戦略が見られました。トップ5は、ソフトとミディアムをベースとする戦略を採用しました。ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、ミディアムからハードへ交換する1ストップ戦略で6位を獲得しました。セーフティーカーの導入がレースに影響を及ぼし、数多くの戦略が変更を余儀なくされましたが、ドライバーたちは、シーズン中屈指の厳しいサーキットで、終始ハードに闘うことが出来たと思います。ピレリにとって350回目となった本グランプリで、Formula 1の醍醐味を感じさせる最高のスリリングなフィナーレが見られました」

AB_2ピットストップ戦略:
2回のセーフティーカー導入が戦略予測を難しくしました。最終的に、セバスチャン・ベッテルが2ストップ戦略で優勝しました。ソフトでスタートしたベッテルは、20周目(グリーンフラッグコンディションの下)にミディアムへ、セーフティーカー導入周回中の33周目にソフトへ交換しました。この戦略は彼の優勝に貢献しました。

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