14番グリッドからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトン、ソフト – ウルトラソフトと繋ぐ1ストップ戦略で雨に見舞われたレースを制す (ピレリ)
2018 ドイツグランプリ決勝
・雨の影響により、全3種類のスリックタイヤとインターミディエイト、フルウェットを使用した広範囲に渡る戦略が展開された
・レッドブルのマックス・フェルスタッペン、3ストップ戦略で4位を獲得
2018年7月22日、ホッケンハイム
天候がドイツグランプリの鍵を握りました。レース終盤の雨により、戦略を予測することが事実上困難な状況になりました。雨が強くなった中においても、メルセデスのルイス・ハミルトンはスリックタイヤで走行を続け、ソフト – ウルトラソフトと繋ぐ1ストップ戦略で優勝しました。
終盤のセーフティーカー導入もレースに影響を及ぼしました。各チームは、グリップレベルの改善状況を手探りしながら緊迫のフィナーレへ臨みました。ハミルトンは、トップ6ドライバー中で唯一の1ストッパーとなりました。数名のドライバーが、スリックタイヤとインターミディエイトタイヤ間での交換を行い、フルウェットタイヤを使用したドライバーも見られました。しかし、セーフティーカー導入周回終了後、上位勢のドライバーたちは、トラックが徐々に乾いていくラスト10周をウルトラソフトで走行しました。
ピレリ カーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント:「天候状態が、極めて劇的で予測不可能なレースを演出しました。各チームは、常に変化する状況への対策を検討しなければなりませんでした。また、1つのセクターのみが雨の影響を受け、残り2つのセクターはドライのままでした。この点が大きな課題となりましたが、最終スティントで多くの使用が見られたウルトラソフトは、この混在したコンディション下で性能を発揮しました。トップ10ドライバーによって6種類の戦略が展開されたことが、厳しいコンディション下での適切な戦略を見出す難しさを示しています。その中で注目すべきは、雨が降ったにもかかわらず、トップ10中でインターミディエイトを使用したドライバーが3名のみであったことです」
ピレリジャパン・プレスリリース
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