マクラーレン首脳、上位とのギャップ痛感
Zak Brown (C)McLaren Group
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ホンダとの3年間に渡るパートナーシップを解除、今季からルノー製パワーユニットに切り換えてチャンピオンシップに臨んだマクラーレン・チームだが、ここまで6戦を終え、まだ上位とは大きなギャップがあることを認めた。
これを明らかにしたのはマクラーレン・レーシングでエクゼクティブ・ディレクターを務めるザク・ブロウン氏で、公式サイトで次のように現況を説明した。
「当初から戦力アップには時間が掛かることは想定していたが、それでも予想したよりも苦戦していることは間違いない。
スペインで投入したアップグレードも効果を発揮しているが、上位と肩を並べるにはまだ至っていない。
いずれは優勝争いに加わりたいと考えてはいるが、いますぐそうした状況にはならないだろう。
批判の声があることは知っているが、いつでもどこでも批判はあるもの。
われわれは一歩ずつ階段を上るように進化していきたい」と、控え目。
長期の低迷は財政面からもグループを圧迫することになりかねず、責任者であるブロウン氏の悩みは深い。
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