アロンソ(マクラーレン)、「これがどん底の筈」
Fernando Alonso (C)McLaren Group
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フランスGPは10年ぶりの開催ということで今週は多くのチームにとって試練のグランプリとなったが、とりわけマクラーレン・チームにとっては悲惨な週末となった。
特に前週念願のルマン24時間レースを制覇したばかりのフェルナンド・アロンソにとって、予選Q1で敗退、決勝レースも実質リタイヤ(16位)という結果は決して納得のいくものではなかった筈だ。
そのアロンソは次のようにレースを振り返っている。
「グリッドはずっと後方だったから、始めから期待はしていなかったけれど、実際酷いものだったね。
スタートではまずあちこちで起きた多くの事故を避けて走らなければならなかった。
それからもいくつもトラブルに見舞われながらも走り続けたけれど、コースに留まった中で僕らが一番遅かった。
願わくば今回がとりわけ異常なもので、これが今シーズンのどん底であって欲しいね」と、元チャンピオン。
チームによればアロンソはレース中ブレーキのオーバーヒートに苦しみ、最後はさらにサスペンションを損傷させて自ら走行を打ち切ったという。
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