早期終了で観客乱入怖れた優勝のベッテル(フェラーリ)
Race Scene (C)Mercedes Motorsports
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10日(日)行われたカナダGP決勝レースでは、チェッカーフラッグを任されたゲストの女性が誤って終了より早く振ってしまい、思わぬ「短縮レース」になった。
これについて優勝したセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)はレース後、次のように語っている。
「もちろん僕は無線で確認していたのでチェッカーが早過ぎたことはわかったよ。
あとでトラブルにならないよう、集中してきっちり70周を走りきることに専念したんだ。
ただ心配だったのは、あのチェッカーを見てレースが終わらないうちに観客がコースに入らないか、ということ。
万一事故でも起きたなら、レースどころじゃなくなるからね」と、ベッテル。
事実、ティフォシの聖地モンツァ(イタリアGP)などでは優勝したマシンがまだ戻らないうちに観客の乱入がしばしば見られている。
もしもこれがレーシングスピードであったなら……。
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