アロンソ優遇でトヨタWECチーム内に不協和音か
Spa 6H Race Podium (C)Toyota Motorsports
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今季F1フル参戦しながら、トヨタからルマン24時間レースを含むWEC(世界耐久選手権)にも出走するフェルナンド・アロンソだが、これを巡りトヨタWECチーム内に不協和音があると海外メディアが報じ、話題になっているという。
アウディやポルシェらのワークスチームが不参加となり話題に欠ける今年、トヨタだけでなくFIA(国際自動車連盟)自身にとっても元F1チャンピオンであるアロンソのWEC参戦は大いに歓迎されるべきこと。
摩擦は両シリーズのレース・カレンダーがアメリカGPと富士6時間レースがバッティングするという理由で突如変更されたことで始まった。
バッティングは最初から分かっていたことで、この変更がアロンソ一人のために行われたことは明白だった。
しかしこれで逆に中嶋一貴や小林可夢偉らはスーパーGTとバッティングするという悪影響を余儀なくされている。
さらに今回トヨタが1-2フィニッシュを遂げたスパ6時間レースで、本来小林可夢偉の7号車のほうが終盤速かったにもかかわらず、チームはアロンソの8号車を優勝させるべく『操作』が行われたと、スペイン・メディアは報じている。
表彰台に小林可夢偉の姿はなかった。
このレースで、6時間も走った末の両者の差はわずかに1.444秒という僅差だった。
(3位は2周遅れ)
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