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2018/05/16

トロ・ロッソ・ホンダ、シャシー側の原因でPU交換

STR Honda 『STR13』 (C)Honda Racing
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15日(火)、まだスペインGPの余韻が残るバルセロナ合同テスト1日目に臨んだトロ・ロッソ・ホンダだったが、マシントラブルにより全チームの中で最少のわずか50ラップ。
ベストタイムも元も遅い最下位ポジションに留まった。

これについてホンダF1の本橋正充/副テクニカルディレクターは「今回のテストの目的は今後に向けてPU(パワーユニット)関連のいくつかの新しいアイデアを試すことだった。
しかし残念ながら今日は午前中の最後にシャシー側で発生した問題の影響により、PUの一部がダメージを受けた可能性があったためPU交換を決断、そのせいで午後はほとんど走行が出来なかった。
今日の走行から得られたデータを活かしつつ、明日のセッションで少しでもプログラムの遅れを取り戻せるよう、チームと一緒に夜を徹した作業を続けたい」と、語っている。


またトロ・ロッソのジョナサン・エドルズ/チーフ・レースエンジニアは、「今回のテストにはかなり多くのプログラムを詰め込む形で臨んでいる。
午前中はいいスタートを切り、空力やタイヤへの理解を深めるためのプログラム、セッティングのテストなどを行ったが、午前のセッションの終盤にラジエーターの不具合から大きなオイル漏れが起こりました。その影響によりPUへのダメージの可能性があったためPUを交換することにした。
ゲラエルは午後のセッションの終盤で20分だけ走ることができたが、些細なトラブルの解決のために半日を費やし、やりたかったプログラムをこなせなかったのは残念。
明日どのプログラムを優先して行なうべきか、今晩プランを練り直さなければならない」と、語っている。

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