フェラーリ、新仕様ピレリタイヤに対応遅れか
Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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開幕2戦は優勝したものの、ここ3戦は表彰台にも上がれていないベッテル(フェラーリ)だが、とりわけ今回は上位でベッテルだけが決勝レースで2ストップだったことに注目している。
これについてベッテルは、「ピレリの新しい仕様のタイヤについてわれわれはもっと学習する必要がある」と、訴えた。
ピレリは今回成分は同一であるものの、これまでのものよりコンパウンドを薄くし、タイヤの剛性を変更したドライタイヤを持ち込んだとされる。
ピレリによればこれはバルセロナ・サーキットの路面が全面再舗装されたため、ブリスターの発生防止を考慮したためとしている。
ベッテルはこの変更が今回のレースに影響を及ぼした可能性を指摘したものだが、このタイヤはあとフランスGPとイギリスGPにも投入予定であるものの次のモナコGPは従来の仕様であることからとりあえずタイヤの心配はしていないとのことだ。
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