実は「薄氷の勝利」だった、リカルド(レッドブル)
Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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終わってみればダニエル・リカルド(レッドブル)による他を寄せ付けぬみごとなポールTOウィンとなったモナコGPだったが、実は薄氷の勝利だったとレース後、明らかにした。
「素晴らしい勝利だった。
と言っても、まだ優勝したという実感はないんだけどとね。
終わってみればフリー走行でも予選でもトップになるなどパーフェクトな週末だったけれど、肝心のレースはクレイジーなものだった。
心配したスタートもうまくいき、レースが落ち着いた時には内心ほっとしていたんだけれど、28周目に突然パワーがなくなったのを感じたんだ。
MGU-H(熱エネルギー回生システム)のトラブルだということがわかったものの、チームからは「どうしようもない」と言われ、ほんとに泣き出したいくらいだったよ。
どこか他のサーキットだったらこれで僕のレースは終わっていたと思うけれど、幸いモナコという特殊なコースだったため、なんとかだましだまし走り続けることができたんだ。
これでやっと2年前の借りを返すことができてほんとうにうれしいよ」
2016年のモナコGPでは、リカルドはポールポジションからスタートしたものの結果は2位で優勝することは叶わなかった。
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