バトン(前マクラーレン)、冷静なマシン評価
Jenson Button (C)McLaren Group
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昨シーズンのモナコGPまでマクラーレン・チームの一員としてF1を戦ったジェンソン・バトンが、同チームの戦力について冷静な評価を下している。
それによればバトンは、「マクラーレンのシャシーが進化しているのは確かだが、従来広言されてきたようなベストなシャシーとまでは言えない」と、した。
昨季までのホンダからルノー製パワーユニットにスイッチしたマクラーレンは今季ここまで連続入賞、信頼性の高いところを証明しているが、ストレートでの遅さは相変わらず。
これについて同チームのアロンソは終始、ホンダ・エンジンのパワー不足のためと糾弾してきた。
しかし今季エンジンを変更してもストレートの遅さは変わらず。
バトンはこれがエンジンのせいではなく、コーナリング重視のためウイングを立てるなどしたためのドラッグ増加であったと冷静に言及。
「彼らが『マクラーレンのシャシーが最高』などと言っていなければ、今シーズンも失望させることはなかっただろう」と、古巣の発言ミスを指摘した。
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