ヒュルケンバーグ(ルノー)、グロージャンの『蛮行』非難
Nico Hulkenberg (C)Renault Sport F1
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ロマン・グロージャン(ハース)の『蛮行』により、1周もせずにスペインGPを終えたルノー・チームのニコ・ヒュルケンバーグは、憤懣やるかたない表情をみせた。
これはスペインGPオープニングラップで、2コーナーから3コーナーに掛けて単独でコースオフしたグロージャンが挙動を乱したままコースに復帰、後続集団にもつれ込んでヒュルケンバーグやガスリー(トロ・ロッソ)らを巻き込んでリタイヤに追い込んだもの。
ヒュルケンバーグは「グロージャンはコントロールを失ったまま無理矢理コースに舞い戻ってきたんだ。
僕たちにはどこにも逃げ場がなかったし、なす術を持たなかったよ。
あの状況で彼の行動は許されるものではなかったね。
彼はいつも一つの週末で何回かスピンを繰り返しているけれど、全員が揃っている1周目にあの行動は間違っている。
レースは一人でやっているんじゃないんだ。
彼には猛省を促したいね」と、切って捨てた。
なおグロージャンにはこの件で次戦3グリッド降格とペナルティ・ポイントが科せられている。
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