ルノー・スポール首脳、「F1の本質」に言及
Renault 『RS11』&『R25』 (C)Renault F1 UK
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ルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターが、「F1の本質」について言及、反響を呼んでいる。
これはドイツの専門誌である『スピードウィーク』に語ったもの。
「いまのF1はあるべき姿を見失っているようだね。
F1は本来、スタートからゴールまで全力疾走する短距離走だった筈。
ところがいまわれわれはF1を戦うのにエンジンの寿命やタイヤの消耗、燃料消費なんかを気にして走っている。
こんなものはF1のDNAじゃないだろう。
信頼性を重視して戦うならWEC(世界耐久選手権)でやればいい。
F1にすべてのものを採り入れるというのは賢い選択じゃない。
リバティ・メディアはF1の方向性について検討を始めているが、ぜひとも正しい判断をして欲しいと願っているよ」
言うまでもなくかつてルノーはF1を知り尽くし王座に輝いてきた名門チームの一つだ。
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