チェイス・キャリー/CEO、「欧州軽視」の指摘に反論
Chase Carey/CEO (C)Liberty Media Group
拡大します
ここに来て新たなグランプリ開催候補としてアメリカのマイアミが浮上しているが、これに伴い本来F1の故郷であるヨーロッパ域をリバティ・メディアが軽視しているのでは、との指摘がされている。
これについてリバティ・メディアの代表でF1会長であるチェイス・キャリー氏は、次のように反論した。
「われわれは決してヨーロッパでのグランプリを軽視している訳ではない。
事実、フランスGPやドイツGPの復活にも大きな努力を傾注している。
しかし年間のグランプリ開催数が制限されている限り、アジアやアメリカ等で新たな開催を試みようとすれば既存のグランプリの中でも影響が出るのは避けられない。
私は開催数などについても身直しを図るべきだと考えている」
苦戦する伝統あるグランプリの中には観客数の減少も確かにあるが、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)が繰り返してきた開催料高騰などの原因も指摘されている。
| 固定リンク
最近のコメント