ロス・ブラウン氏、オーバーテイクに空力解決策模索
Race Scene (C)Williams F1
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開幕戦で露呈したF1レースにおけるオーバーテイクの少なさに危機感を訴えるロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターは、マシンの空力面から解決策を見出すべく独自の実験に取り組んでいることを明らかにした。
「われわれにはドライバーが真のバトルを演じられるべく、そのステージを整える使命がある。
メルボルンではDRSゾーンを3か所に拡大してレースを迎えたが実際のオーバーテイクには結び付かなかった。
この解決のためにはF1マシン自体の改良が不可欠であることが明白となった。
われわれはそのため組織的なアプローチで取り組んでいる。
具体的には2021年に向け、F1チームとの協力のもと風洞設備とCFD(計算流体力学)を駆使し、エアロダイナミックス面からのリサーチに解決策を模索しているところだ」
性格が異なるとはいえ、同じくオープン・ホィールのインディカーでははるかにオーバーテイク・シーンが多いのが事実。
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