マクラーレン、シャシー部門責任者を更迭へ
Tim Goss (C)McLaren Group
エンジン・パートナーをホンダからルノーに替えて臨んだ2018年シーズンだったが、依然として期待されたような結果が出せないでいるマクラーレン・チームで、ついに鉄槌が下されることになりそうだ。
イギリスの専門誌『オートスポーツ』らが報じたところによれば、同チームはF1の技術部門を身直し、その一環としてシャシー関連の責任者であるテクニカル・ディレクターのティム・ゴス氏(55歳:イギリス)を更迭することを決めたとのこと。
昨年ストレートスピードが伸びなかったマクラーレン・チームはそれを非力なホンダ・エンジンのせいであると糾弾したが、ルノー・エンジンになった今年も変わらず、主な原因がダウンフォースを最優先させたためのドラッグ増加であることが露呈していたもの。
シャシー部門の責任者更迭という痛恨の事実は、不振の原因にシャシー側の問題が大きかったことをついに認めたとも言えそうだ。
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