モナコ、ロシア、相次ぐグリッドガール復活への動き
Grid Girl (C)Scuderia Toro Rosso
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男女平等への世界的な動きから、グランプリにおけるいわゆるグリッドガールの廃止を決めたF1だが、まだこれに抵抗する動きが収まらない。
先には伝統あるモナコGPの主催者である『ACM』(モナコ自動車クラブ)がグリッドガールの復活へ意欲をみせたのに続き、今度はロシアGPでも同様の動きがあることがわかった。
これを明らかにしたのは内閣の副首相であるドミトリー・ニコラエヴッチ・コザク氏で、モスクワの非政府系通信社『インターファクス』に対し次のように主張したもの。
「グリッドガール廃止の論拠として、子どもに見せるのにふさわしくないというのがあるが、そもそもレース場に子どもを連れ出すこと自体が間違っているのだ。
レース場が大人の社交場だと考えれば、自ずと結論は決まってくる。
何よりロシアのグリッドガールは世界一美しいのだから、これを無くしてしまえば多くの人が悲しむことになるというもの」と、豪語。
なお、実際にロシアGPの主催者がグリッドガール復活に向けリバティ・メディアと交渉を続けていることも明らかにした。
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