ハミルトン(メルセデス)、パワーユニットの無事を確認
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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開幕戦オーストラリアGP決勝レース中、首位を行くベッテル(フェラーリ)を猛追していた終盤、突然ペースを落としたハミルトン(メルセデス)のマシンだが、心配されたパワーユニットの状態に問題がないことが明らかにされた。
ハミルトンによれば終盤エンジンはオーバーヒートの兆候をみせていたため、ベッテルを追うことを断念、エンジンを労わることに配慮したとのこと。
ハミルトンは「今シーズンは年間3基のエンジンで21戦を賄わないといけないからね。
早々に新しいエンジンを投入する羽目になることは避けたかったんだ。
ファンにとってはつまらなかっただろうけれど、無理して僕があそこで1位になっても7ポイントを追加するだけ。
シーズンはまだ始まったばかりで、7ポイントのためにリスクを犯すべきではないと考えたんだ」と、説明。
エンジン温度は危険レベルまで上昇したという1基目のパワーユニットだが、幸い影響は見つからなかったという。
今シーズン、各ドライバーは全21レースを3基のパワーユニットで戦わなければならず、3基を超えるとグリッド降格のペナルティが科せられることになる。
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