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2018/04/29

アゼルバイジャンGP、ハミルトン(メルセデス)が今季初勝利

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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29日(日)16時10分(日本時間:21時10分)から今季F1第4戦アゼルバイジャンGPの決勝レースが行われた。
レース前の天候は晴れ、気温17度、路面温度26度、湿度は44%でドライコンディション、決勝レース中に雨が降る心配はないが、ここの特徴で風の強いのが要注意だ。
今回ピレリが持ち込んだタイヤはソフト、スーパーソフト、そしてウルトラソフトの3種となっている。

オープニングラップで複数の接触事故、いきなりセーフティカーの導入となった。
オコン(フォース・インディア)とシロトキン(ウィリアムズ)は現場でリタイヤ、ライコネン(フェラーリ)やアロンソ(マクラーレン)らはピットインの模様。

6周目にレース再開。
11周目、5番手まで順位を上げていたヒュルケンバーグ(ルノー)がスローダウン、3台目のリタイヤとなった。
また再スタートで大きくジャンプアップ、6位まで上がったガスリー(トロ・ロッソ)はその後マシントラブルかずるずると順位を下げ、最後尾までダウン。
エリクソン(ザウバー)に対し、オープニングラップでのマグヌッセン(ハース)との接触の責任を問われて10秒のタイム・ペナルティが通告された。
またペレス(フォース・インディア)に対し、セーフティカー解除前にオーバーテイクしたとしてこちらは5秒のタイム・ペナルティに。

40周目、それまでもチームメイト・バトルを演じていたレッドブル勢が4位争いの際中、ストレートで追突、共にリタイヤを余儀なくされた。
レースは再びセーフティカー導入で各車タイヤ交換に入る。
この時点でそれまでピットインを遅らせていたボタス(メルセデス)が首位、これにベッテルとハミルトンが続いている。
セーフティカー走行中にグロージャン(ハース)のマシンがウィービングをミスして単独クラッシュ。

再開はレースも終盤となった48周目。
首位を狙った2番手のベッテルが1コーナーでオーバーして順位を落とす。
さらにロックさせたタイヤのバイブレーションで後退。
49周目、トップのボタスがデブリを踏んだか右リヤタイヤをバーストさせてストップ。
首位はハミルトンに。

結局51周の荒れたレースをトップで駆け抜けたのは今季初勝利となるハミルトン(メルセデス)。
昨年のアメリカGP(US-GP)以来となる自身通算63回目の勝利を飾った。
2位ライコネン(フェラーリ)、3位ペレス(フォース・インディア)で今季初表彰台、4位踏み留まったベッテル(フェラーリ)、5位サインツ(ルノー)、6位ルクレール(ザウバー)、7位アロンソ(マクラーレン)、8位ストロール(ウィリアムズ)、9位バンドーン(マクラーレン)、10位ハートリー(トロ・ロッソ)でここまでが入賞。

以下、11位エリクソン(ザウバー)、12位ガスリー(トロ・ロッソ)、13位マグヌッセン(ハース)、14位実質リタイヤのボタス(メルセデス)までが完走。
リタイヤはグロージャン(ハース)、フェルスタッペン(レッドブル)、リカルド(レッドブル)、ヒュルケンバーグ(ルノー)、オコン(フォース・インディア)、そしてシロトキン(ウィリアムズ)。

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