ルノー製パワーユニット、1ステップ上のステージに
Cyril Abiteboul (C)Renault Sport F1
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本家ルノー・チームの他に、レッドブル・レーシング、そしてマクラーレンと有力チームにエンジンを供給するルノー・スポールは、今週の中国GPで1ステップ上のステージに入ることを供給チームに対して通知したということだ。
ルノー・スポールではこれまで信頼性重視を優先事項として、コンサバティブな使い方を推奨してきたが、開幕の2戦で憂慮するような事態に陥らなかったため、よりハイパフォーマンスなモードの使用を許可したもの。
この背景にはライバルであるメルセデスやフェラーリに対抗するだけでなく、台頭著しいホンダを警戒したものとみられる。
ルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターは「これまでの2戦で特にエンジン本体とみられるトラブルは起きていない。
バーレーンでのリカルドのトラブルは電気的な原因からES(エネルギー・ストア)が故障したものだが、その原因はまだエンジンの側か、マシンの側かは判明していない」と、その背景を説明した。
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