スタンディング方式の再スタートに懸念の声
Image (C)Mercedes Motorsport
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F1は今シーズンからレース中における再スタート時に、これまでのセーフティカー先導によるローリングスタートだけでなくグリッドに着いた状態からのスタンディング方式も採用されることになった。
しかしバルセロナ・サーキットでのシーズン前テストでこれを試したドライバーからは危険性を懸念する声が聞かれた。
それによればグリッドに停止してから実際に再スタートが切られるまでに時間を要し、その間にタイヤが冷えてしまうというもの。
いったん冷えたタイヤが再び暖まるにはかなりの周回が必要とみられる。
冷えてグリップをなくした場合、まるでウェット路面をスリックタイヤで走るような状況になり、大きな事故に繋がりかねないとのこと。
実際のレースでどちらのスタート方式を採用するかはFIA(国際自動車連盟)のレースディレクターが判断するとのことだが、現実にコースを走るドライバーからの見解は大きな影響を及ぼしそうだ。
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