「信頼性重視」のホンダにショック
STR Honda 『STR13』 (C)Honda Racing
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昨シーズンの轍を踏まないよう、「信頼性重視」で開幕戦オーストラリアGPに臨んだホンダにとって、ガスリーのマシンに発生したMGU-H(熱エネルギー回生システム)のトラブルは衝撃だったようだ。
最後尾の20番手からスタートしたガスリーだったが6周目には16位までアップ。
さらに順位を上げようとしていたがマシンは突然パワーユニットの電源が落ち、ストップ。
リセットして再走は果たしたものの、結局わずか13周で戦線離脱を余儀なくされたもの。
これについてホンダの田辺豊治/テクニカルディレクターは、「トラブルはこれまでのテストで一度も起きたことのないもので、まったく予兆なく発生した」と説明した。
パワーユニットは日本に戻されて詳細な解明を行うということだが、ハードウェアに損傷があるのは確実とみられ、ガスリーには早くも痛恨のペナルティが予想される。
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