Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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25日(日)16時10分(日本時間:14時10分)からメルボルンのアルバートパーク特設コースを舞台に今季F1開幕戦オーストラリアGPの決勝レースが行われた。
レース前の天候は予報に反して晴れ、気温23度、路面温度37度、湿度36%でドライコンディション、決勝レース中に雨が降る確率は20%以下と報告されている。
なお予選5番手だったリカルド(レッドブル)は8番手に、また10番手だったボタス(メルセデス)は15番手にそれぞれペナルティにより降格グリッドとなっている。
5周目、シロトキン(ウィリアムズ)がブレーキトラブルにより13コーナーでストップ、イエローコーションに。
7周目にはエリクソン(ザウバー)がパワーステアリングのトラブルを訴えてピットイン、こちらもリタイヤの模様だ。
15周目、ガスリー(トロ・ロッソ)がマシントラブルの模様でスローダウンしてピットへと戻る。
23周目、好走していたマグヌッセン(ハース)がタイヤ交換直後コースサイドにストップ。
左リヤタイヤの作業ミスの模様。
続いて25周目にグロージャン(ハース)もコースサイドにマシンを停め、セッションはバーチャル・セーフティカー(その後セーフティカー)に。
こちらも左フロントタイヤの作業ミスとみられる。
この間にベッテル(フェラーリ)がピットストップでハミルトン(メルセデス)を逆転、初めて首位が入れ替わった。
結局58周のレースをトップでフィニッシュしたのはベッテル(フェラーリ)で昨年に続く開幕戦勝利、自身通算では48回目の優勝となった。
なおこれがベッテルにとって計100回目の表彰台ということになる。
2位は終盤何度もベッテルを追い詰めながら届かなかったポールスタートのハミルトン(メルセデス)。
バーチャル・セーフティカーの間に抜かれたことには納得がいっていないようで、ゴール後もなかなかヘルメットを外さなかった。
3位フェラーリのライコネン、4位リカルド(レッドブル)、5位アロンソ(マクラーレン)、6位フェルスタッペン(レッドブル)、7位ヒュルケンバーグ(ルノー)、8位ボタス(メルセデス)、9位バンドーン(マクラーレン)、10位サインツ(ルノー)でここまでが入賞。
以下、11位ペレス(フォース・インディア)、12位オコン(フォース・インディア)、13位ルクレール(ザウバー)、14位ストロール(ウィリアムズ)、15位ハートリー(トロ・ロッソ)でここまでが完走。
リタイヤはグロージャン(ハース)、マグヌッセン(ハース)、そしてガスリー(トロ・ロッソ)、エリクソン(ザウバー)、シロトキン(ウィリアムズ)の5台だった。
とりわけ上位を走りながらドライバーの責任でないトラブルで戦列を去ったハースF1は無念だろう。
次戦バーレーンGPは2週間のインターバルを置いて行われる。
オーストラリアGP決勝レースの結果はこちら。
オーストラリアGPの画像はこちら。
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