「グリッド方式の再スタート問題ない」とFIAレースディレクター
Image (C)Mercedes Motorsport
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F1は今シーズンからレース中の再スタートについてこれまでのローリングスタート方式だけでなく正規のスタート同様グリッドからのスタンディングスタート方式を導入することになっているが、これに対し一部ドライバーから安全性に問題があるとの思わぬ指摘を受けた。
これを聞いたFIA(国際自動車連盟)のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティング氏はしかし、「安全性に問題ない」と、そうした懸念を払拭している。
「再スタートをどちらの方式で行うかはレースディレクターの判断による。
冷えたタイヤでスタートするのは危険とした、一部メディアの報道は私も聞き及んでいる。
しかし実際にそうした見解を私に伝えてきたドライバーは一人としていないじゃないか。
シーズン前テストでのプラクティスは、低い温度や路面の再舗装などバルセロナ・サーキット独自の条件の上でのものだ。
実際のレースで赤旗・再スタートとなればみんな新しいタイヤに交換するだろうが、今回テストしてくれた彼らのタイヤは新しいものではなかったしね。
だから私は何の心配もしていない」と、異論を切って捨てた。
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