アロンソの影響、バトンに及ぶ
McLaren Duo (C)McLaren Group
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FIA(国際自動車連盟)は今シーズンのWEC(世界耐久選手権)の一部日程を変更したが、これがフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)のための救済措置であるとかつての同僚ジェンソン・バトンが非難したことが話題となった。
しかしそれがさらに日本のカレンダーにまで影響を及ぼし、バトン自身にも波及することがわかった。
これはWECの『富士6時間レース』とF1のアメリカGP(US-GP)の日程がバッティングしたためアロンソがWECを欠場するとしたことから発生。
アロンソのWEC参戦を実現させたいシリーズ関係者とFIAは、WECの日程を1週間早めることで解決を図ったもの。
しかしそうなると今度はアロンソのチームメイトでもある中嶋一貴と小林可夢偉らが共に参戦する『スーパーGT』とバッティングすることが判明、そのためスーパーGTが『オートポリス戦』を遅らせると発表する羽目になった。
そのスーパーGTには今季バトンがフル参戦することになっていて、そもそもアロンソの個人的事情の筈が巡り巡ってバトン自身にまで及ぶ皮肉な結果になった。
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