スターリング・モス卿、一線から身を引く
Stirling Moss (C)McLaren Group
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F1優勝16回を数えながら、ついにF1チャンピオンのタイトルを獲得することなく『無冠の帝王』と称されたスターリング・モス氏(イギリス)が、公的な現場から身を引くことを明らかにした。
英女王からナイトの称号を授けられたモス卿はこれまで多くの公的立場に立ってきたが、現在88歳。
かねて健康問題も抱えており、今回子息のエリオット氏が「すべての公的業務から引退し、妻との私的な生活に留める」ことを発表したもの。
1951年に当時のHWMでF1デビューを果たしたモス氏は、その後マセラティやメルセデス等のトップチームで戦ったが、いずれでもランキング2位に留まりついに念願のタイトル獲得には至らなかった。
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