伝統のイギリスGP、消滅の危機
British Fans (C)Mercedes Motorsports
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イタリアGPと並び、近代F1黎明の年1950年から連続開催を誇るイギリスGPだが、その伝統が危機を迎えているという。
現在の開催地であるシルバーストーン・サーキットはBRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)が保有するが、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)と結んだ現在の契約は年々その開催料が増加するシステムになっているとのこと。
そのため開催毎に運営赤字が増していて、同クラブ代表を務めるデレック・ワーウィック氏は「このままでは2019年以降の開催は不可能に陥る」と、警告を発している。
それでもF1グランプリは英国モータースポーツ産業の象徴であり、また統計ではイギリスGPは常に全グランプリ中のベスト4常連に入っており、イギリスGPがなくなるというのは英国のみならず世界のファンにとって受け入れがたいものとなっている。
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